ホロライブの新ユニット「ReGLOSS」からデビューした火威青さんは、ボーイッシュで中性的な魅力と高いクリエイティブ力で多くのファンを惹きつけるVTuberです。
漫画家という設定や自身のイラスト技術を活かした配信、魅力的な歌声が特徴的です。
さらに、彼女には前世として地下アイドルやVTuber、漫画家として活動していた化野ゆらりさんがいると噂され、その多才さや独特のキャラクター性に一層の深みが感じられます。
そこで今回は、火威青さんのプロフィールや活動の魅力、そして前世にまつわる話も含めて詳しくご紹介します。
火威青の基本情報(プロフィール)

- 所属:ホロライブ DEV_IS「ReGLOSS」
- 初配信:2023年9月9日
- 身長:171cmのスラリとした体型
- 誕生日:2月27日
- 年齢(デビュー時):22歳
- 呼ばれ方:ファンからは「青くん」
- 一人称:「ボク」や「あたし」などを使い分ける中性的な雰囲気
- キャラクターデザイン:むっしゅ氏
- Live2Dモデル:ヲニ村氏
- 配信タグ:#青原稿中
- ファンアートタグ:#青ペン
火威青(ひおどし あお)さんは、カバー株式会社のVTuberグループ「hololive DEV_IS」からデビューしたユニット「ReGLOSS」の一員で、2023年9月9日にYouTubeで初配信を行いました。
身長171cmのスラリとした体型とボーイッシュな雰囲気が特徴で、ファンからは「青くん」とも呼ばれています。
一人称は「ボク」や「あたし」を使い分け、親しみやすくも中性的な魅力を持っています。誕生日は2月27日、デビュー時の年齢は22歳でした。
キャラクターデザインはイラストレーターのむっしゅ氏が担当し、Live2Dモデルはヲニ村氏によって制作されました。
ファンネームは「読者」で、男性ファンを「火男(ひょっとこ)」、女性ファンを「火女(ひめ)」と呼ぶなど、ユニークな呼称も人気の一因です。配信タグは「#青原稿中」、ファンアートは「#青ペン」で投稿されています。
火威青さんは「孤独を愛するクールな漫画家」という設定ながら、中身は親しみやすいオタク気質。
趣味はお絵描き、文房具集め、VRChat、カフェ巡り、手帳など多彩で、視聴者との距離が近い雑談配信や、ゲーム実況・歌配信でも活躍しています。
しかし、2025年3月には適応障害のため活動休止を発表。ReGLOSSの3Dライブ「Sakura Mirage」も欠席しました。
現在は復帰時期が未定ながら、多くのファンがその帰りを待ち望んでいます。
活動休止前には、YouTube登録者数が70万人を超え、総再生回数も1億回近くに達するなど、注目度の高いVTuberの一人です。
火威青の前世(中の人)が化野ゆかりと言われている5つの理由
「ReGLOSS」の火威青さんは、元地下アイドル・VTuber・漫画家として活動していた化野ゆらり(あだしの ゆらり)さんが(中の人)ではないかと考えられています。
その根拠は、以下のからです。
- 声がそっくりで、声質と話し方が一致
- 両者とも「漫画家」という共通設定
- イラストの描き方に共通の癖が見られる
- 化野ゆらり(亜倉ユウヒ)の引退日と火威青のデビュー時期が接近
- 中性的キャラクターと「僕」一人称の一致
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
声がそっくりで、声質と話し方が一致
化野ゆらりさん(特にVTuber時代の「亜倉ユウヒ」や「鳥羽こはく」名義で活動していた頃)は、低く落ち着いたボーイッシュな声が特徴であり、その独特の声質や話し方は多くのファンの記憶に残っています。
この声の特徴は、火威青さんがReGLOSSの一員としてデビューした際の配信や、YouTubeで公開されている歌ってみた動画、さらには日常的な雑談配信などでも顕著に表れています。
実際に、両者を聞き比べた視聴者からは「まるで同一人物のようにそっくり」「聞き間違えるレベルで声質が似ている」といった声が多数上がっています。
特に火威青さんの歌唱では、ハスキーで芯のある低音が印象的で、単なる演技や声の作りでは説明がつかない自然さがあります。
これはかつての化野ゆらりさんの配信と非常に重なる部分であり、同一人物説に信ぴょう性を持たせる一因となっています。
両者とも「漫画家」という共通設定
火威青さんの公式プロフィールには、「孤独を愛する漫画家」という肩書が記されており、そのキャラクター性にも強く結びついています。
実際に本人のX(旧Twitter)では、自作のイラストやラフスケッチをたびたび投稿しており、その画力の高さからも、単なる設定にとどまらず、実際に創作活動に深く関わっていることがうかがえます。
一方で、火威青さんの前世(中の人)と噂されている化野ゆらりさんは、実際に「はがためなむ」というペンネームで商業誌に漫画を掲載した経歴を持つ本物の漫画家です。
代表的な掲載媒体には、人気4コマ漫画雑誌『まんがタイムきらら』があり、創作面での実績は確かなものがあります。
そのため、「火威青=化野ゆらり」説において、この漫画家としての実績は非常に強力な共通点とされており、キャラクター設定と中の人の過去が自然に繋がっている点でも説得力を増しています。
単なる趣味や偶然ではなく、「プロの漫画家としての素養を持つVTuber」という点で、火威青さんのキャラクターと活動内容は、化野ゆらりさんの経歴とぴったり一致しています。
両者の関係性を疑うファンの間では、この共通項が有力な証拠の一つと見なされています。
イラストの描き方に共通の癖が見られる
火威青さんと、前世と噂される化野ゆらりさん(はがためなむ名義で活動していた漫画家)の描くイラストには、線の取り方や顔のバランス、ディティールの描き方において、非常に多くの共通点が見受けられます。
特に目の形や瞳の描き込み方、鼻筋の省略の仕方、輪郭の丸み、さらには髪の束感の描写など、細かいタッチに至るまで、両者の作風には一貫した癖が存在すると指摘されており、ファンの間では「これは同じ人が描いているのでは」と話題になっています。
また、キャラの感情表現の描き方や、ポーズの付け方にも一定の傾向があり、単なる偶然とは言い難い一致が多く指摘されているため、絵の比較を通じて「火威青=化野ゆらり」説を裏付ける有力な根拠とされています。
化野ゆらり(亜倉ユウヒ)の引退日と火威青のデビュー時期が接近
化野ゆらりさんは、2023年7月7日から8日にかけて、「亜倉ユウヒ」というVTuber名義での活動を正式に卒業しました。
この引退配信をもって、彼女は一度表舞台から姿を消した形となりますが、わずか2か月後の2023年9月9日、今度はホロライブの新プロジェクト「hololive DEV_IS」内のユニット「ReGLOSS」メンバーとして、火威青さんがデビューを果たします。
この短すぎず、長すぎない「約2か月」という期間は、転生(中の人としての移籍)を行う上で非常に自然な準備期間と考えられ、多くのVTuberファンの間で「前世との繋がりがあるのでは」との憶測を呼ぶ要因となりました。
実際、VTuber界では「転生」と呼ばれる前世持ちの活動者が別の名義・事務所で再デビューする事例は少なくなく、1〜3か月程度のブランクは典型的なサイクルとされています。
そのため、化野ゆらりさんが活動を終了してから、火威青としての姿が現れるまでの時間軸は、ごく自然かつ現実的な流れと見ることができ、単なる偶然ではないと捉えられています。
このような背景から、「火威青=化野ゆらり(亜倉ユウヒ)」説には信ぴょう性が増しており、声やイラスト、キャラクター設定といった他の要素と併せて、より確かな根拠の一つとして受け止められています。
中性的キャラクターと「僕」一人称の一致
化野ゆらりさんが「亜倉ユウヒ」名義でVTuberとして活動していた時代には、明確に中性的なキャラクター性が打ち出されており、その中でも特に注目されたのが、一人称として「僕(ボク)」を使っていた点です。
彼女のキャラクターは、性別にとらわれないジェンダーニュートラルな存在として、多くのファンに支持されていました。
「僕っ子」という設定は、VTuber界では比較的人気が高く、視聴者からの共感や没入感を得やすい要素でもあります。
このようなキャラクター性は、火威青さんにも共通しており、彼女もまた一人称に「ボク」や「あたし」を使い分けるスタイルを取っています。
普段の雑談配信では「ボク」と名乗ることが多い一方、時には感情表現や親しみを込めて「あたし」と言い換えるなど、その柔軟な言葉選びは、まさに中性的な魅力そのものです。
また、ファンに向けた自己紹介やキャッチコピーでも、自らを「くん付け」で呼ばせることも含めて、男性的・女性的な要素を両立させた存在としての立ち位置を強調しています。
このような一人称の使い方やキャラクター設定の方向性が、化野ゆらりさん時代の「亜倉ユウヒ」と見事に重なることから、火威青さんの中の人が同一人物であるとする説に、より強い説得力を与えています。
火威青の前世(中の人)と言われている化野ゆかりのプロフィール
- 名前:化野 ゆらり(あだしの ゆらり)
- 性別:女性
- 年齢:非公開(20代後半と推測)
- 身長:約170–171 cm(火威青と一致)
- 一人称/キャラ性:中性的な雰囲気(特に亜倉ユウヒ時代は「僕」一人称)
- 活動終了/転生:亜倉ユウヒとしてのVTuber活動を2023年7月7–8日に卒業
化野ゆらりさんは、地下アイドル・漫画家・VTuberという三つの異なるフィールドで活躍してきた、非常に多才なクリエイターです。
キャリアは幅広く、いずれの分野でも個性を発揮しており、現在もその名を知るファンが多く存在しています。
まず、彼女の芸能活動の出発点は地下アイドルとしてのステージでした。「→EXIT←」にて“薄幸咲ゆらり”として活動を始め、のちに「APOKALIPPPS」や「星影アステリズム」といったユニットにも所属。
いずれも個性的なメンバーが集まるグループでありながら、歌唱力とパフォーマンス性の高さで存在感を示していました。
続いて、漫画家としても才能を発揮。「はがためなむ」や「鮫須木ゆらり」といったペンネームで活動し、『まんがタイムきららキャラット』『きららMAX』などの商業誌にてゲスト掲載を果たしました。
彼女の描くイラストは、目や輪郭などに独特の癖があり、VTuberとしての活動中にも絵が上手いVTuberとして注目されていました。
特に、キャラクターデザインのセンスと繊細な描線は、漫画家としての下地があってこその技術といえます。
そして、VTuberとしての活動も長期間にわたって行ってきました。個人勢時代には「鳥羽こはく」としてデビューし、その後2020年には「虚彗(こはく)」として活動。
さらに2021年からは「亜倉ユウヒ」として、アネモネプロジェクトに所属して本格的なVTuber活動を展開しました。
身長170〜171cmという高身長も特徴的で、より中性的な魅力を際立たせています。
男性らしさと女性らしさを絶妙に両立させた存在感は、単なる偶像ではなく、彼女自身が持つ表現者としての核によって成り立っていると言えるでしょう。
火威青は顔バレしてる?
火威青さんの前世(中の人)として名前が挙がっている化野ゆらりさんは、過去に地下アイドルとして活動していた経歴があり、その際には顔出しでのパフォーマンスも行っていました。
このため、SNSなどでも自撮りや撮影写真を公開していた時期があり、現在でもその一部がアーカイブとして閲覧可能です。
火威青は炎上したことがある?
火威青さんは、2023年のデビュー以降、多くのファンに支持されている一方で、目立った炎上やトラブルは特に報告されていません。
活動休止に至った適応障害などの健康上の問題は公表されていますが、ファンやコミュニティに対する不適切な発言や問題行動で炎上した記録は確認されていません。
むしろ、ファンとの交流や配信内容は比較的穏やかで、炎上騒動からは距離を置いている印象があります。
まとめ
火威青さんは、独自のキャラクター設定と多彩な才能を持つVTuberとして多くの支持を集めています。
顔出しはしていませんが、その声やイラスト、配信スタイルから個性が強く伝わり、前世として地下アイドルや漫画家、VTuberとして活躍していた化野ゆらりさんの存在も話題です。
健康上の理由による活動休止を経て、今後の復帰や、転生先でのさらなる活躍をファンは心待ちにしています。